インプラント後に安静にしておくべき期間はどのくらい?
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骨が十分にある場合は4ヶ月ほど
インプラントの術後は、ある程度安静にしていなければなりません。
骨が十分にある場合は4ヶ月ほどブリッジの場合だと安静にしている期間が短いのですが、インプラントの場合は埋入したインプラントが骨としっかり結合するまで待たなければならないのがポイントです。治療した部位によっては申し越し期間が長くなることもあります。
骨が少ない場合はプラス3~9ヶ月
インプラントは埋入した箇所の骨としっかり結合するまで待たなければなりませんが、もしも骨が少なかった場合はさらに3ヶ月~9か月ほど安静にしていなければなりません。
インプラントは骨をベースにして固定する方法なので、土台となる骨がしっかり形成されていないとグラグラしやすくなります。骨が形成される期間は短くないため、長丁場となるでしょう。
継続的な定期健診も重要
インプラントは施術を受けたら終わりというわけではありません。
継続的な定期検診を行って経過観察をすることで、しっかりとインプラントが定着しつつあるのか確認しなければなりません。場合によっては経過が悪化しているかもしれませんし、担当医から術後の経過について何らかのアドバイスがもらえるので定期検診はしっかり受けましょう。
定着すればインプラントは自分の歯のようになる
基本的に長丁場となるインプラントの治療ですが、長い安静期間を経て無事に定着したらこっちのものです。
定着したインプラントは自分の歯のようにしっかりとした噛み応えを発揮するので、毎日の食事が楽しくなります。もちろん手入れは重要ですが、それ以上に審美性に富んだ歯を取り戻せるというのは大きなメリットだと言えるでしょう。