【比較】インビザラインとワイヤー矯正、どっちが自分に合う?

Xアイコン
facebookアイコン
LINEアイコン
Index目次

インビザラインとは?

インビザラインは、透明なマウスピースを使用した目立たない矯正装置です。取り外し可能で、食事や歯磨きの際には外すことができます。少しずつ歯並びを改善していく画期的な矯正方法と言えるでしょう。

関連記事:インビザラインとは?費用、期間、メリット・デメリットを解説

ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正は、歯に金属製のブラケットを装着し、ワイヤーで歯に力をかけて矯正する従来からの方法です。確実な矯正効果が期待できますが、装置が目立つことがデメリットと言えます。

インビザラインとワイヤー矯正の基本的な違い

インビザラインとワイヤー矯正では、装置の種類や装着方法、治療期間などに大きな違いがあります。ここでは、それぞれの特徴を詳しく比較していきましょう。

装置の種類と装着方法

インビザラインは、透明なマウスピースを使用し、取り外しが可能な装置です。一方、ワイヤー矯正は、歯に金属製のブラケットを装着し、ワイヤーで連結する固定式の装置となります。装着方法の違いが、両者の大きな特徴の一つと言えるでしょう。

治療期間と通院頻度

インビザラインの平均的な治療期間は1年から2年程度で、約2週間ごとにマウスピースを交換します。ワイヤー矯正の場合は、装置を装着したまま平均2年ほどの治療期間を要し、毎月1回程度の通院が必要になります。

見た目や痛みの違いは?

インビザラインとワイヤー矯正では、見た目の印象や装着時の痛みにも違いがあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

目立ちにくさと審美性

インビザラインは、透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。社会人の方でも、周囲に気づかれにくいのが大きな利点です。一方、ワイヤー矯正は金属の装置が目立つため、見た目の審美性では劣ると言えるでしょう。

痛みや不快感の違い

インビザラインは、装置が柔らかいプラスチック製のため、装着時の痛みや不快感が比較的少ないと言われています。ワイヤー矯正の場合は、金属の装置が歯や頬の内側に当たることで、痛みや口内炎などの不快感が生じやすいでしょう。

費用と保険適用の違いは?

インビザラインとワイヤー矯正では、治療費用や保険適用の有無にも違いがあります。費用面は、矯正方法を選ぶ上で重要な要素の一つと言えます。

治療費用の平均相場

インビザラインの治療費用は、部分矯正の場合で平均で30万円から80万円程度、全体矯正の場合で平均で70万円から120万円程度と比較的高額です。

一方、ワイヤー矯正の費用は、装置の種類や治療期間によって異なりますが、全体矯正の場合で60万円から120万円程度、部分矯正の場合で20万円から40万円程度です。インビザラインと比べると、費用が若干抑えられる傾向にあります。ただし、両者とも歯科医院や治療期間によって費用は異なります。

保険適用の有無と自費診療

インビザラインもワイヤー矯正も、原則として保険適用外の自由診療となります。そのため、治療費用は全額自己負担になるのが一般的です。ただし、ワイヤー矯正の場合は、矯正の背景に疾病があると保険適用になる場合もあります。

自分に合った矯正方法の選び方

インビザラインとワイヤー矯正、どちらの方法が自分に適しているのかを見極めることが大切です。歯並びの状態や矯正の目的、ライフスタイルや予算など、様々な要素を考慮して選びましょう。

歯並びの状態と矯正の目的

インビザラインは、比較的軽度から中程度の歯並びの悪さに適しています。ワイヤー矯正は、重度の歯列不正にも対応可能です。また、インビザラインは見た目の改善を重視する人に、ワイヤー矯正は機能面の改善を重視する人におすすめです。

ライフスタイルや予算に合わせた選択

インビザラインは、装置の取り外しが可能なため、食事制限が少なく、ブラッシングもしやすいのが特徴です。一方、ワイヤー矯正は、装置が固定式で低予算で済むため、学生の方などに適している場合があります。

まとめ

インビザラインとワイヤー矯正は、どちらも歯並びを改善するための矯正装置ですが、装置の種類や装着方法、治療期間、見た目や痛み、費用などに大きな違いがあります。

インビザラインは目立たず痛みが少ない、一方ワイヤー矯正は確実な矯正効果が期待できます。自分の歯並びの状態やライフスタイル、予算に合わせて、最適な矯正方法を選ぶことが大切です。