マウスピース矯正中の食事の注意点は?NGな飲み物・食べ物や外食のポイント

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マウスピース矯正における食事制限は基本的にありませんが、食事の際はマウスピースを外す必要があります。マウスピース矯正を検討するなかで、「どのような飲み物や食べ物に注意すればよいのか」「外食時はどう対応すればよいのか」と疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、マウスピース矯正中の食事に関する基本ルールをはじめ、注意すべき飲み物・食べ物や外食のポイント、マウスピースを装着したまま食事してしまった場合の対処法を解説します。

【マウスピース矯正】食事中はマウスピースを外す

マウスピース矯正を行っている場合、食事の際はマウスピースを外す必要があります。マウスピースを装着したまま飲食すると、マウスピースの破損・変形・着色につながるためです。

マウスピースを装着したまま食事をしたことによってマウスピースの作り直しが必要になれば、再作成費用や時間がかかる可能性があります。食事の際は、マウスピースを外すことを意識しましょう。

マウスピース矯正中の食事に関する基本ルール

マウスピース矯正中の食事に関する基本ルールは、主に以下の3つです。

  • 食事の時間以外はマウスピースを装着する
  • 食後は歯磨きしてから再装着する
  • 水であればマウスピースを装着したまま飲める

それぞれ詳しく見ていきましょう。

食事の時間以外はマウスピースを装着する

食事の時間以外は、マウスピースの装着を継続しましょう。長時間マウスピースを外していると、歯が元の位置に戻りやすくなり、マウスピースの装着不良や治療期間の延長につながる可能性があるためです。

マウスピース矯正では、一般的に1日20時間以上のマウスピース装着が推奨されます。食事を終えたら速やかにマウスピースを再装着し、歯科医院で案内された装着時間を守ることが大切です。

食後は歯磨きしてから再装着する

食後は、マウスピースを再装着する前に歯を磨き、口腔内の汚れを取り除きましょう。口腔内に食べかすや汚れが残っていると、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があるためです。磨き残しは、マウスピースへの汚れの付着やニオイの発生にもつながります。

そのため、食後の歯磨きは念入りに行いましょう。必要に応じて、歯間ブラシやフロス、舌ブラシなどを活用するのもおすすめです。

水であればマウスピースを装着したまま飲める

食事中はマウスピースを取り外す必要がありますが、「水」や「ぬるめの白湯」であれば、マウスピースを付けたままの状態で飲んでも構いません

無糖の炭酸水も、マウスピースを装着したまま摂取可能です。ただし、酸性度が高い柑橘系などの炭酸水は、歯のエナメル質を弱め、虫歯につながる可能性があります。

マウスピース矯正中に注意すべき飲み物

マウスピース矯正中は、以下の飲み物の摂取に気をつけましょう。

  • 熱い飲み物
  • 糖分を含む飲み物
  • 着色につながる飲み物

それぞれの注意点について、詳しく解説します。

熱い飲み物

マウスピース矯正中は、熱い飲み物に気を付けましょう。マウスピースは熱に弱く、熱い飲み物が変形や破損の原因になる可能性があるためです。目安として、60℃以上の飲み物は特に注意が必要とされています。

たとえば、水であればマウスピースを装着したままでも摂取可能です。ただし、白湯を飲む場合はぬるめの温度に冷ます必要があります。

糖分を含む飲み物

マウスピース矯正中は、糖分を含む飲み物にも注意が必要です。糖分がマウスピースの中に入り込み、虫歯の原因になる場合があります。

以下のような糖分を含む飲み物は、マウスピースを外してから摂取しましょう。

  • ジュース
  • スポーツドリンク
  • 砂糖入りのコーヒーや紅茶
  • 人工甘味料入りの飲み物

着色につながる飲み物

マウスピース矯正中は、色素が濃く、着色しやすい飲み物にも注意が必要です。主に以下の飲み物は、マウスピースや歯の着色汚れにつながる可能性があります。

  • お茶(特に紅茶や緑茶)
  • コーヒー
  • 赤ワイン

色移りが生じたマウスピースは清潔な状態を保ちにくくなることがあるため、着色につながる飲み物はマウスピースを外してから摂取しましょう。

マウスピース矯正中に注意すべき食べ物

マウスピース矯正では基本的に食事制限はありませんが、以下の食べ物の摂取には注意が必要です。

  • 歯に残りやすい食べ物
  • 甘い食べ物
  • かたい食べ物

それぞれ詳しく見ていきましょう。

歯に残りやすい食べ物

マウスピース矯正中は、歯に残りやすい食べ物に注意が必要です。食べ物が歯に残った状態でマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病につながる可能性があります。

歯に残りやすい食べ物の例は、以下のとおりです。

  • 粘着力の高い食べ物:キャラメル・ガム・飴・グミ・餅など
  • 歯の間に挟まりやすい食べ物:とうもろこし・ネギなど

念入りに歯を磨きにくい外出中は特に、歯に残りやすい食べ物の摂取は避けたほうがよいでしょう。

甘い食べ物

マウスピース矯正中は、通常時に比べて虫歯のリスクが高まりやすいため、甘い食べ物に注意が必要です。

マウスピース矯正中に虫歯治療を行うと、治療内容によってはかみ合わせが変わり、マウスピースの作り直しが必要になる場合もあります。

こまめかつ入念な口腔ケアが難しい場合、糖分を多く含む食べ物の摂取は避けたほうがよいでしょう。

かたい食べ物

マウスピース矯正中は、かたい食べ物にも注意が必要です。歯の移動をともなうマウスピース矯正中は、歯や歯ぐきが刺激を受けやすい状態になっているため、強い力で噛むと刺激による痛みが生じるケースがあります。

痛みを感じる場合は、歯や骨への負担を避けるため、以下のようなかたい食べ物の摂取は控えたほうが無難です。

  • おせんべい
  • ナッツ類
  • するめ
  • バゲット

新しいマウスピースを装着した直後などに歯の痛みや歯ぐきの違和感が気になる場合は、麺類などやわらかいメニューを選ぶとよいでしょう。

マウスピース矯正中の外食のポイント

マウスピース矯正中に外食する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • マウスピースの着脱場所・装着時間を検討しておく
  • 可能な限り口腔ケアを行う
  • マウスピースの専用ケースを持参する

それぞれ詳しく解説します。

マウスピースの着脱場所・装着時間を検討しておく

外食の際は、マウスピースの着脱場所や装着時間を事前に検討しておきましょう。マウスピースの着脱は、人目につかない洗面所などで行うことをおすすめします。

事前に自宅でマウスピースを外しておく場合は、装着時間の確保に注意が必要です。「長時間の外食に備えて、外出前に通常よりも長めにマウスピースを装着しておく」など、必要に応じて装着スケジュールの調整を検討するとよいでしょう。

可能な限り口腔ケアを行う

マウスピース矯正中は、外食時も可能な限り口腔ケアを行うことが大切です。歯磨きセットを持参し、外出先でも食事後に歯磨きすることが望ましいといえます。

とはいえ、「外出先では念入りに歯磨きしにくい」というケースもあるかもしれません。外出先での歯磨きが難しい場合は、以下のような方法で一時的なケアを行い、帰宅後に歯を磨くとよいでしょう。

  • うがいをして口をすすぐ
  • マウスウォッシュを活用する
  • 歯磨きシートで歯やマウスピースを拭く

マウスピースの専用ケースを持参する

外食時は、マウスピースの専用ケースを持参しましょう。

「食事の際に取り外したマウスピースを、ティッシュやハンカチで包んでおく」という対応は、マウスピースの紛失や置き忘れ、汚れの付着、破損につながるため注意が必要です。取り外したマウスピースは、専用ケースに入れて管理することが推奨されます。

急な外食予定に備え、日頃から専用ケースを持ち歩くとよいでしょう。

マウスピースを装着したまま食事してしまった場合の対処法

マウスピース矯正中は、食事の際にマウスピースを取り外す必要がありますが、「うっかり外し忘れて食べ始めてしまった」というケースもあるかもしれません。

そのような場合は、以下のように対処しましょう。

  • すぐにマウスピースを取り外して洗浄する
  • マウスピースに異常がないか確認する

それぞれ詳しく解説します。

すぐにマウスピースを取り外して洗浄する

マウスピースを装着したまま食事をしてしまった場合、速やかにマウスピースを取り外し、水洗いしてください。

外出先などで洗浄が難しい場合は、ウェットシートなどで汚れを拭き取り、できる限りマウスピースを清潔な状態に保ちましょう。

マウスピースに異常がないか確認する

マウスピースを装着したまま食事をしてしまった場合、マウスピースに異常がないか確認することも重要です。

破損したマウスピースは、歯の動きに影響を及ぼす可能性があります。ひび割れや変形などの異常が見られる場合は、放置せず、速やかに歯科医院に相談しましょう。

まとめ

マウスピース矯正中は、食事の際にマウスピースを外す必要があります。マウスピースを装着したまま食事してしまった場合、すぐに取り外して洗浄するとともにマウスピースの状態を確認し、異常があれば歯科医院に相談することが重要です。

水の摂取はマウスピースを装着したままでも可能ですが、熱い飲み物・糖分を含む飲み物・着色につながる飲み物は、マウスピースを外してから飲みましょう。また必要に応じて、歯に残りやすい食べ物・甘い食べ物・かたい食べ物の摂取は控えたほうが無難です。

食後は歯磨きを行い、口腔内を清潔な状態にしてからマウスピースを再装着しましょう。外食の際も、可能な限りの口腔ケアを行うことが大切です。

マウスピース矯正では、一般的に食事の時間を除き、マウスピースを装着することが推奨されています。マウスピース矯正を検討する際は、歯科医院の情報を確認し、治療方針や相談のしやすさなどを判断材料のひとつにするとよいでしょう。

以下のページでは、マウスピース矯正に対応するクリニックを紹介しています。マウスピース矯正を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

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ベストチョイス編集部
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