透明なマウスピースを使用する画期的な矯正治療のインビザラインとは？

2024/09/03

シミュレーションを実施して最適なマウスピースを作成

インビザラインの歯型取りは、口腔内スキャナーを用いることが一般的です。これは歯をなぞるだけで歯型取りが完了し、従来の粘土のようなものと違って苦しくありません。取った歯型はデータとして専用のソフトに取り込まれ、歯並びの状態を可視化できます。_また、現在の歯並びからどのように並ぶのか、シミュレーションを実施することも可能。治療計画も立てられるので、患者さんに最適なマウスピースをデザインすることができます。

2週間ごとにマウスピースを交換

インビザラインのマウスピースは、2週間ごとに新しいものに交換して歯並びと噛み合わせを整えます。交換するたびに歯の位置が調整され、段階的に理想の歯並びに近づけます。そのため、歯に加わる力が小さく、従来の矯正と違って痛みが少ないです。_ただし、1日20時間以上は装着する必要があり、忘れたり怠ったりすると新しいマウスピースに交換しても計画通りに進まないことがあります。インビザラインは、自己管理が求められる治療ということを念頭に置いておきましょう。

無理なく始められる新感覚の矯正治療

インビザラインは従来のワイヤー矯正と違って、新しい体験ができる治療方法です。たとえば、マウスピースは薄くて透明なので、装着しても周囲の人にほとんど気づかれません。また、食事や歯みがきの際はマウスピースを外して行えるため、日常生活への影響が少なくて済みます。特にインビザラインは、マウスピースの素材も特徴的です。やや弾力のあるマウスピースは、着脱がしやすく装着しても違和感がほとんどありません。_インビザラインは画期的な治療方法で、今まで矯正治療に高いハードルを感じていた方でも取り組みやすくなっています。